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― 限られた時間で“内定”を引き寄せるために、今すぐ動くべきこと ―
「夏が終わるまでに、なんとか転職を決めたい」
そんな気持ち、僕にもありました。
実際、僕が2社目に転職したのは8月中旬。理由は明確で、
「9月から新しい職場でスタートを切りたかった」から。
でも、夏の転職には“時間的な落とし穴”があるんです。
企業も人事担当も、お盆休みで対応が遅れがち。求人の数はあるのに、「動き」が鈍い。
だからこそ、今から動くことに意味がある。
今回は、実際に「夏内に転職を決めた人」たちの行動パターンをもとに、現実的な3つの行動計画をご紹介します。
行動計画①:「応募先の選定」を1週間で終わらせる
「夏のうちに」と考えるなら、選んでる時間はあまりありません。
僕の知人Kさんは、6月末に転職を決意し、7月1週目で応募先を15社まで絞りました。
ポイントは、次の3点を基準にして選ぶこと:
- 即日・1週間以内に面接設定できる企業か
- 面接〜内定まで2週間以内で完結している実績があるか(口コミなどで確認)
- 自分の希望条件(年収、勤務地、業務内容)に“6割以上”マッチしているか
Kさんはこのやり方で、7月中に5社面接 → 8月1週目に2社から内定をもらいました。
理想は全部満たせないかもしれない。でも、「60点の会社にすぐ応募 → 内定後に再交渉」も、現実的な戦略です。
行動計画②:「朝か夜に応募、昼は連絡対応」と時間を固定する
転職活動が長引く理由の1つが、“だらだら応募”。
でも、夏は意外とタイムリミットが短い。お盆(8月中旬)前に面接を済ませるには、逆算して動く必要があります。
そこでおすすめなのが、「時間帯ごとのタスク管理」。
僕が実際にやっていたのは、こんな感じです:
- 朝8:00〜9:00:応募作業(履歴書送信、求人チェック)
- 昼12:00〜13:00:企業・エージェントからの連絡対応
- 夜20:00〜22:00:面接準備(企業研究、質問対策)
このルーティンを1週間続けるだけで、5社面接が決まりました。
「応募だけして、連絡見てなかった」は、実はかなり多いミスなので、日中の連絡対応も習慣にするのが成功の鍵です。
行動計画③:「8月10日までに内定を取る」スケジュールで動く
「夏中に転職する」と言っても、実は8月中旬以降は企業の動きが鈍る傾向にあります。
そのため、8月10日(お盆前)までに1社でも内定を取ることを目標にするのがベストです。
ではどうするか?
面接を早めてもらうために、こう伝えてみてください:
「もし可能であれば、選考スケジュールを早めに設定いただけますと非常に助かります。すぐにでも御社で働きたいと思っております。」
実際、僕はこれを伝えたことで本来2週間かかる面接が、5日で完了しました。
企業も「熱意がある人」には、意外と柔軟に対応してくれます。
最後に:「夏の転職」は、情熱とスピードがすべて
僕が2回目の転職を成功させたのは、まさにこの「夏」。
暑い中、汗だくで面接に行ったこと、エアコンの効いた部屋で何十通も応募したこと――正直、しんどかったです。
でも、9月から新しい職場に通う朝は、明らかに景色が違って見えました。
あの夏、ちゃんと動いてよかった、と心から思いました。
「夏のうちに転職を決めたい」なら、動くのは“今日”です。
焦る必要はありません。でも、先延ばしにすると、また来年の夏が来ます。
たった3つの行動でも、今始めれば“未来の9月”は大きく変わります。