やりたいことがない人の転職活動の始め方

1. 「やりたいことが分からない」って、実は普通のことです。

転職しようかな…でも――

「やりたいことがないから、求人を見てもピンとこない」
「今の仕事は違う気がするけど、何が向いてるのか分からない」
「“本当にやりたいことを仕事にしよう”って言われても困る…」

そんなふうに思って、転職活動にブレーキをかけていませんか?

でも大丈夫。
「やりたいことが分からない」状態からスタートしている人、実はたくさんいます。

大事なのは、“分からないから動かない”じゃなく、“動きながら考える”ことなんです。


2. そもそも、「やりたいこと」ってなくてもいいんです。

よく言われる“やりたいことを仕事に”という言葉。
でも実際には、最初から明確な夢や目標を持っている人の方が少数派です。

むしろ大切なのは、こんな視点👇

  • どんな働き方が“心地よい”と感じるか
  • どんな時に「まあ、これなら頑張れるかも」と思えたか
  • 苦じゃないこと、続けられることは何か

やりたいこと = ワクワクする夢や目標
…だけじゃなく、
やりたいこと = “やっても苦じゃないこと”からでも十分。

それも立派な“向いている仕事”のヒントになります。


3. 「やりたいことがない人」が最初にやるべき3つのこと

✅① 「避けたいことリスト」を書き出してみる

・人間関係で消耗したくない
・極端な残業はムリ
・営業ノルマは避けたい

「嫌なこと」から逆算すれば、合わない仕事を避けるヒントになります。


✅② 「ちょっと気になる仕事」を片っ端から見てみる

やりたいことは分からなくても、
「ちょっと気になる」求人はありませんか?

例えば、

  • 未経験OKの医療事務、
  • ルーティン作業の検品スタッフ、
  • 体を動かす配達スタッフなど…

なんとなく“悪くないかも”と思えるものがスタートライン。


✅③ 「働く上で大事にしたいこと」を3つだけ決める

たとえば──

  • 人間関係が穏やかな職場
  • 家から30分以内
  • スキルが身につく仕事

条件が明確になれば、選択肢を絞る軸が見えてきます。


4. やりたいことがなくても、転職活動はちゃんと進められる

「やりたいことがない=転職活動できない」ではありません。
必要なのは、“正解”を探すことじゃなく、“合っている方向”を見つけること。

そのためには、

  • 色んな求人を見ること
  • 気になる会社をメモしておくこと
  • 気になったら説明会や面談に行ってみること

こうした“行動の中で、自分の感覚を確認する”ことが何より大切です。


5. まとめ|“分からない”から始める転職も、ちゃんと道になります。

  • 「やりたいことがない」は、特別なことではない
  • “苦じゃないこと”や“避けたいこと”に注目すればヒントが見える
  • 動きながら「自分に合うもの」が見えてくる
  • 正解を探すより、「今より少し良くなる方向」を目指せばOK!

「やりたいことがない…でも、今のままじゃ不安」
その感情こそ、あなたが前に進みたいと思っている証拠です。

焦らなくてもいい。
“分からないまま進む”転職も、ちゃんと道になります。

自分のキャリアプランを考えている人、転職するかどうかを考えている人など、転職に悩みがある方は下記よりご相談ください。