目次
1. 「やらなきゃ」と思うほど動けないのが夏の転職活動
夏って、なんだか体も心も重くなりませんか?
外に出ればムッとする熱気、家にいればだるさと眠気に襲われる毎日…。
Aさん(30代・女性)は、「このままだと転職活動が遅れる」と思いながらも、求人サイトすら開けない日が続いたといいます。
「冷房の効いた部屋で横になってると、気づけば1日が終わってて…。焦るけど、体が動かないんです」
そんなAさんがやっと動き出せたのは、「今日はスマホで1社だけ見る」という、ほんの小さな行動を決めた日でした。
夏バテの時期は、「頑張ること」より「自分を責めすぎないこと」が何より大切なんです。
2. まずは“見るだけ・考えるだけ”のステップからでOK
転職活動って、「履歴書を作る」「エージェントに登録する」「面接対策する」と、やることが多すぎて気が遠くなりますよね。
でも実は、動き出しの段階では“見るだけ・考えるだけ”で十分なんです。
Bさん(20代・男性)は、毎日1件だけ「気になる求人に“★マーク”をつける」ことを目標にしました。
「応募まではできなかったけど、『自分がどんな働き方を求めてるのか』を少しずつ整理できた気がします」
見るだけ、検索ワードを入れてみるだけ、企業の口コミを読むだけ──
そんな軽いアクションが、やがて「よし、応募してみようかな」に変わっていくんです。
3. “夏バテ用スケジュール”を作ってみるのもアリ
暑さに体力を奪われる夏は、無理に朝から夜まで動こうとすると、すぐにバテてしまいます。
そこでおすすめなのが、“夏バテ仕様”のスケジュール作りです。
Cさん(40代・女性)は、転職活動を「朝の1時間だけ」と決めていました。
「朝はまだ気温も気持ちも落ち着いているから、頭が働きやすい。午後は疲れてしまうので、“動かないことを前提にスケジュールを組んだ”んです」
一日の中で少しでも調子がいい時間帯に、小さなタスクをひとつだけ。
それだけでも、「今日も前に進めた」という自信に変わっていきます。
4. それでも気力が出ないときは「人の手を借りる」
一人で頑張ろうとしすぎると、どんどん気力を失ってしまうことがあります。
そんなときこそ、エージェントや友人と“話すだけ”の時間を持ってみてください。
Dさん(30代・男性)は、転職エージェントに登録だけしておいて、「まだ動く気はないけど、相談だけしたい」と伝えたそうです。
「そしたらすごく丁寧に対応してくれて、『それでもいいですよ』と言ってくれた。それだけで少し心が軽くなって、2週間後には職務経歴書まで書けていました」
“ひとりでやらなくていい”。
それを思い出すだけで、ずいぶん肩の力が抜けます。

5. まとめ|夏は「小さく進めばいい」と自分に言ってあげて
転職活動って、つい「やるからには全力で!」と思いがちですが、夏は“半分の力”で進むくらいがちょうどいいんです。
✔ 求人を1社見る
✔ 気になる言葉で検索してみる
✔ 応募はせずにメモを取っておくだけ
✔ 「誰かと話す」ことを優先する
小さな一歩を重ねることで、気づいたときには“動ける自分”がそこにいます。
もし、今あなたが「何もできてない」と感じているなら、それは“まだ始まっていない”のではなく、“少し休んでるだけ”。
大丈夫、あなたのペースで進んでいけます。
この夏は、「やらなきゃ」ではなく「少しずつやってみようかな」という気持ちで、転職活動に向き合ってみてくださいね。