目次
はじめに
「転職しよう」と決めたとき、まず誰もがやるのが“情報収集”。
そこでほぼ必ず出てくるのが、転職サイトや転職エージェントの存在です。
ただ、いざ検索してみると——
- 「リクナビNEXT」「doda」「マイナビ転職」…サイトが多すぎて選べない
- エージェントって何?全部登録すればいいの?
- 未経験OKって言ってたのに、結局経験者ばかり?
……なんて迷いませんか?
僕も最初の転職のとき、5つ以上のサイトに登録して、逆に情報が渋滞したことがあります。友人や相談者からも「どこを使えばいいのか分からない」という声をよく聞きます。
今回は、「これだけ押さえておけば大丈夫!」という転職サイト&エージェントの選び方を、実体験をもとにシンプルにまとめます。
そもそも「転職サイト」と「転職エージェント」ってどう違う?
まず前提として、この2つは使い方がまったく違います。
種類 | 特徴 | 向いてる人 |
---|---|---|
転職サイト | 自分で求人を検索・応募。マイペースに進められる。 | 「自分のペースで動きたい」「まずは市場を見たい」 |
転職エージェント | 担当者がついて求人を紹介。面接対策などもしてくれる。 | 「一人じゃ不安」「プロの意見を聞きたい」 |
つまり、自力で探したい人はサイト型、伴走してほしい人はエージェント型。
実際、僕は「転職活動はできるだけ一人で進めたいタイプ」だったので、最初は転職サイトだけ使ってました。でもうまくいかずに、エージェントに相談してから流れが一気に変わりました。
→大事なのは、「自分のスタイルに合ってるかどうか」です。
転職サイトの選び方:最初の1〜2社で十分
転職サイトは正直、そんなに数多く登録しなくてもOK。
「求人の質×自分に合う機能」で絞れば、1〜2社でも十分使えます。
【おすすめ①】リクナビNEXT:圧倒的な求人数と王道感
- 登録者数No.1。ほぼ全業界網羅。
- グッドポイント診断が意外と使える(強み分析ツール)。
- 「まずここから」が間違いない王道。
▶︎実際、僕も最初に使っていたのはこれ。企業からのスカウトも結構来ました。
【おすすめ②】doda:エージェント機能も併用できる
- サイトとエージェント、両方を一つのアカウントで使える。
- 求人の見やすさやUIも優秀。
- 自分で探しつつ、サポートも受けたい人におすすめ。
▶︎dodaは、実際に相談者の中で“20代後半〜30代”の人に人気。職種別の特集も充実。
転職エージェントの選び方:タイプ別に使い分けよう
ここが転職成功のカギになるところ。
「なんとなく有名だから」と選ぶと失敗するケースもあるので、“自分に合う担当者がいるか”が超重要です。
【パターン①】総合型エージェント:まずは大手で安心したい人向け
サービス名 | 特徴 |
---|---|
リクルートエージェント | 求人数トップクラス。幅広い業界・職種に対応。 |
dodaエージェント | 転職初心者向けのサポートが手厚い。職務経歴書の添削なども充実。 |
▶︎「とにかくまずは話を聞きたい」「異業種転職の相談もしたい」という人は、まずここからでOK。
【パターン②】特化型エージェント:業界が決まってる人向け
業界 | サービス名 |
---|---|
IT・Web | レバテックキャリア、マイナビITエージェント |
20代・未経験向け | UZUZ、ハタラクティブ |
外資・ハイクラス | JACリクルートメント、ビズリーチ(ハイクラス向けスカウト型) |
▶︎僕の友人は、営業からIT業界に転職したかったので「レバテックキャリア」を利用。
▶︎技術面の理解がある担当者だったおかげで、未経験でもWeb系企業から内定をもらっていました。
失敗しないための「3つのポイント」
最後に、選ぶ前にこれだけは押さえておいてほしいポイントを3つ紹介します。
① 担当者との相性は、遠慮せず“チェンジ”してOK
エージェントは担当者ガチャです。
相性が合わなかったら、気にせず交代をお願いしましょう。これは全然失礼じゃありません。
② 登録するだけで満足しない
登録しても放置してる人、意外と多いです。
最低でも「職務経歴書を入力」「最初の面談を済ませる」とこまではやりましょう。
③ 1社に絞らず“併用”がベスト
特にエージェントは、最低でも2社くらい併用して比較するのが安心です。
A社で断られた求人が、B社では通った…なんてケース、実際によくあります。
まとめ:迷ったら「王道+専門」で始めるのがコスパ良い
転職活動って、始める前から情報で疲れてしまいがちです。
でも選び方はシンプルでOK。
- 転職サイトは「リクナビNEXT or doda」で十分
- 転職エージェントは「総合型+業界特化型」を2〜3社併用
- 担当者の相性を見ながら、使いやすいところを継続
たったこれだけで、転職活動のストレスはぐっと減ります。
「自分に合うサポーター」を味方につけて、効率よく、前向きに次のキャリアを描いていきましょう。